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オーブントースターが鳴ると、世界がブレ始める。世界が熱せられて、陽炎に包まれていく。
校門が姿を変え始めた。
両開きの鉄格子の門。奥には洋風の大きな屋敷が見える。
気づけば服も変わっていた。燕尾服だ。
周りの生徒たちも似たような服装やドレスに変わっている。嫌な予感しかしない。
再びオーブントースターが鳴る。世界から陽炎が消え、世界が確定した。
変化した世界では、与えられた役割を演じなければいけない。
目の前に指令が浮かび上がる。
『あなたは公爵家の……舞踏会を楽しむこと……ダンスの相手は……』
最悪だ。踊ったことなんてないし、相手はずっと好きだったあの子だし。正直、恥をかきたくない。
見回して彼女を探す。いた。
彼女は自分のドレスを見つめてから、くるりと回る。
こんなイかれた世界でも彼女は、心底楽しそうに笑っていた。
気づけば足が動いて、
「僕と踊ってください」
校門が姿を変え始めた。
両開きの鉄格子の門。奥には洋風の大きな屋敷が見える。
気づけば服も変わっていた。燕尾服だ。
周りの生徒たちも似たような服装やドレスに変わっている。嫌な予感しかしない。
再びオーブントースターが鳴る。世界から陽炎が消え、世界が確定した。
変化した世界では、与えられた役割を演じなければいけない。
目の前に指令が浮かび上がる。
『あなたは公爵家の……舞踏会を楽しむこと……ダンスの相手は……』
最悪だ。踊ったことなんてないし、相手はずっと好きだったあの子だし。正直、恥をかきたくない。
見回して彼女を探す。いた。
彼女は自分のドレスを見つめてから、くるりと回る。
こんなイかれた世界でも彼女は、心底楽しそうに笑っていた。
気づけば足が動いて、
「僕と踊ってください」
ファンタジー
公開:26/01/16 20:51
三題噺
校門
オーブントースター
振れる(ブレる)
のんびり屋さんです。よろしくお願いします。日常を書くのが好きです。ファンタジーも好きです。思いついたものならなんでも好きかもしれません。たまにタイトル裏のイラストも描きます。
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猫目ちゅん