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親友から三島由紀夫の新婚旅行は別府だと聞いたので行ってきた。彼の友人二人が巨漢だったので、明らかに車が沈んでいるのがわかった。私の車は軽自動車だから、途中の中国道の退屈さも相まって苦痛でしかなかった。夜分にいったので私が好きな壇之浦は闇に包まれていた。あっという間に関門海峡と通過し、北九州で東九州自動車道に乗った気がする。法定速度100キロ区間があり驚いた。とはいえ、親友も巨漢で私も巨漢。巨漢四人を乗せた私の車のエンジンは悲鳴をあげていた。
別府湾サービスエリアで休憩しようと座席のシートを倒すとすぐに寝てしまった。親友らが車内にいなかったのでサービスエリア内をうろついた。目に留まったのは別府湾の美しさだった。朝陽を受けて水面がキラキラ光っていた。こんな美しい場所は宇和島は当然のこととして、四国にも中国地方にもない。一生ここで佇んでいたかったが、私の名を呼ぶ野太い声にその心も萎えた。
別府湾サービスエリアで休憩しようと座席のシートを倒すとすぐに寝てしまった。親友らが車内にいなかったのでサービスエリア内をうろついた。目に留まったのは別府湾の美しさだった。朝陽を受けて水面がキラキラ光っていた。こんな美しい場所は宇和島は当然のこととして、四国にも中国地方にもない。一生ここで佇んでいたかったが、私の名を呼ぶ野太い声にその心も萎えた。
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公開:26/01/10 23:23
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佐古涼夏