明太子とボール
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添木良治は青春時代は野球に明け暮れていた。
「実家から明太子が送られてきた。」彼女にそう言った。
同棲して2年。彼女に結婚を迫られた。婚姻届には彼女の署名、捺印があった。
「もう野球が出来ない。」高校3年の夏、良治は父を亡くした。母と妹を養う為に、進学を諦めた。
「明太子が食べたい。」良治は毎朝、明太子を食べるのが好きだった。亡き父も毎朝、明太子と白飯を美味しそうに食べていた。
良治は43歳。28歳の彼女と結婚しても、果たして彼女を幸せに出来るのか?とためらっていた。
好きな人、好きな事は自分からは離れていく。
明太子を食べると思い出す。
彼女は良治に言う。「私はあなたを死ぬまで愛します。」
良治は婚姻届にサインした。
人は一人になることを恐れる。
只、何が起きても味方をしてくれる人が横にいるだけで、救われる。
それがこの世界であり、人は一人では生きれれない。という理由。
「実家から明太子が送られてきた。」彼女にそう言った。
同棲して2年。彼女に結婚を迫られた。婚姻届には彼女の署名、捺印があった。
「もう野球が出来ない。」高校3年の夏、良治は父を亡くした。母と妹を養う為に、進学を諦めた。
「明太子が食べたい。」良治は毎朝、明太子を食べるのが好きだった。亡き父も毎朝、明太子と白飯を美味しそうに食べていた。
良治は43歳。28歳の彼女と結婚しても、果たして彼女を幸せに出来るのか?とためらっていた。
好きな人、好きな事は自分からは離れていく。
明太子を食べると思い出す。
彼女は良治に言う。「私はあなたを死ぬまで愛します。」
良治は婚姻届にサインした。
人は一人になることを恐れる。
只、何が起きても味方をしてくれる人が横にいるだけで、救われる。
それがこの世界であり、人は一人では生きれれない。という理由。
公開:26/01/05 09:22
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