砂丘の詰め替え

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T県にある国内最大の砂丘では、年に一回、砂の詰め替えが行われている。

まずバキュームカーのホースの先に巨大な掃除機のような吸い込み口を取り付け、丁寧に古い砂を吸い取っていく。広大な砂丘の砂を吸いきるには、何台ものバキュームカーが必要だ。
古い砂をすべて取り除くと、硬い粘土質の地面が現れる。この時、いつもは砂に隠れている昆虫やカニやトカゲなど、珍しい生き物が見られるのが特徴だ。
最後に、まっさらにした地面に新しい砂を撒く。放水車ならぬ放砂車を使い、ホースで豪快に砂を撒き散らす様は何とも迫力があり、観光客にも人気の光景だ。

こうして詰め替えられた真新しい砂丘は、サラサラと黄金色に輝き、一年で一番美しい風紋ができるのだという。
その他
公開:26/01/07 21:00
更新:26/01/07 11:18

ととまとまと( 東京 )

文章を書く練習をしています。

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