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外は一面の銀世界だった。
真っ白だ。
ぽつんと残された雪うさぎ。
それはあまりにも完璧な形をしていた。まるで昨日作られたばかりのように。小さな葉っぱで作られた耳がぴんと立ち、赤い実の目がきらりと光っている。でも不思議だった。この辺りは誰も通らないはずなのに。
ふと背後からの声に振り返ると、幼なじみのミナが立っていた。手にはもう一つ、作りかけの雪うさぎ。
「なんでここに……」
「覚えてない? 小学生の頃、ここで約束したの。『大人になったらまた一緒に遊ぼう』って」
雪うさぎを見つめながら、記憶の底から薄れかけていた景色が浮かび上がる。あの日もこんな風に雪が積もり、二人で無数の雪うさぎを作ったのだ。
「毎年作ってるんだ。」
ミナは新しい雪うさぎを手に言った。
「今度は一緒に作ろう?」
雪原に並ぶ二つの雪うさぎ。過去と現在が重なり合い、これから先の未来への小さな一歩をふみだした。
真っ白だ。
ぽつんと残された雪うさぎ。
それはあまりにも完璧な形をしていた。まるで昨日作られたばかりのように。小さな葉っぱで作られた耳がぴんと立ち、赤い実の目がきらりと光っている。でも不思議だった。この辺りは誰も通らないはずなのに。
ふと背後からの声に振り返ると、幼なじみのミナが立っていた。手にはもう一つ、作りかけの雪うさぎ。
「なんでここに……」
「覚えてない? 小学生の頃、ここで約束したの。『大人になったらまた一緒に遊ぼう』って」
雪うさぎを見つめながら、記憶の底から薄れかけていた景色が浮かび上がる。あの日もこんな風に雪が積もり、二人で無数の雪うさぎを作ったのだ。
「毎年作ってるんだ。」
ミナは新しい雪うさぎを手に言った。
「今度は一緒に作ろう?」
雪原に並ぶ二つの雪うさぎ。過去と現在が重なり合い、これから先の未来への小さな一歩をふみだした。
公開:26/01/06 10:04
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junjun_tcy