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初詣で貴重品の入ったバッグをなくした。
「ビンボー神に好かれているんじゃない?」と妻は言う。「もしくは近所じゃなくて大きい神社へ参拝したから?」
一理あるかもしれない。すぐに近くの神社を訪れた。
鳥居をくぐると見知らぬ爺さまが立っていて、俺に声をかけてきた。
「そこの若者、ちょっとこちらへ」
正月だというのに周りには誰もいない。もしや神様? 期待しながら近寄ると、爺さまはささやき声で言った。
「わしは神じゃ」
やっぱり!
神様は照れくさそうに言葉をつづけた。
「正月は福を願ってリンボーをするのじゃがあいにく腰が痛くての。おたくが代わりにやってくれないか」
「いいですよ!」
俺が快諾するなり木陰に待機していたリンボー隊が現れたから、低く設置された棒の下をノリノリでくぐった。結構、楽しかった。
そして今朝、奇跡が起きた。俺のバッグが見つかったそうなのだ。午後は神社を再訪し、お礼をする予定だ。
「ビンボー神に好かれているんじゃない?」と妻は言う。「もしくは近所じゃなくて大きい神社へ参拝したから?」
一理あるかもしれない。すぐに近くの神社を訪れた。
鳥居をくぐると見知らぬ爺さまが立っていて、俺に声をかけてきた。
「そこの若者、ちょっとこちらへ」
正月だというのに周りには誰もいない。もしや神様? 期待しながら近寄ると、爺さまはささやき声で言った。
「わしは神じゃ」
やっぱり!
神様は照れくさそうに言葉をつづけた。
「正月は福を願ってリンボーをするのじゃがあいにく腰が痛くての。おたくが代わりにやってくれないか」
「いいですよ!」
俺が快諾するなり木陰に待機していたリンボー隊が現れたから、低く設置された棒の下をノリノリでくぐった。結構、楽しかった。
そして今朝、奇跡が起きた。俺のバッグが見つかったそうなのだ。午後は神社を再訪し、お礼をする予定だ。
ファンタジー
公開:26/01/03 11:01
更新:26/01/03 11:31
更新:26/01/03 11:31
☆やコメントありがとうございます✨
作品のイラストはibisPaintやChatGPTを使っています。
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いちいおと