バット

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 バッティングセンターに行ったら、貸し出し用バットの中に、人間の大腿骨があった。「これは?」「死んだ店長の」その大腿骨で、ボールを打った。一撃で、大腿骨は粉々に砕けた。その砕けた骨の粒が、蛍光灯の光に反射してキラキラしていた。そのキラキラは、まるで店長が喜んでいるように見えた。
ホラー
公開:25/12/23 06:49

六井象

短い読み物を書いています。その他の短編→ https://tomokotomariko.hatenablog.com/

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