サンタ遭難ス、あるいは思いがけない贈り物
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吹雪でソリが立ち往生。サンタとトナカイは寒さと空腹の限界だ。
「サンタさん、非常事態です。プレゼントのお菓子……、食べちゃいましょう」
「いかん! 子どもたちの希望だぞ」
「でも、このままでは……、いっそ私を食べ……」
「もっとダメだ!!」
そこへふわりと甘い匂い。現れたのはチョコを抱えた雪だるま。ふたりは差し出されたチョコを夢中で頬張る。
「ありがとう。おかげで希望が繋がった」
雪だるまは笑顔で手を振る。ふたりは再び夜空へ。
サンタはリストを再確認。一通の手紙に気づいて声を上げた。トナカイが覗き込むと、
『サンタさんにあげるチョコがほしいです。おなかがすいたらたべてね』
たどたどしい文字に、雪だるまの絵。見るとチョコは包み紙だけになっていた。顔を見合わせるふたり。
「すばらしい奇跡をもらったな」とサンタ。
「でも、遭難はもうこりごりですよ」とトナカイ。
メリークリスマス!
「サンタさん、非常事態です。プレゼントのお菓子……、食べちゃいましょう」
「いかん! 子どもたちの希望だぞ」
「でも、このままでは……、いっそ私を食べ……」
「もっとダメだ!!」
そこへふわりと甘い匂い。現れたのはチョコを抱えた雪だるま。ふたりは差し出されたチョコを夢中で頬張る。
「ありがとう。おかげで希望が繋がった」
雪だるまは笑顔で手を振る。ふたりは再び夜空へ。
サンタはリストを再確認。一通の手紙に気づいて声を上げた。トナカイが覗き込むと、
『サンタさんにあげるチョコがほしいです。おなかがすいたらたべてね』
たどたどしい文字に、雪だるまの絵。見るとチョコは包み紙だけになっていた。顔を見合わせるふたり。
「すばらしい奇跡をもらったな」とサンタ。
「でも、遭難はもうこりごりですよ」とトナカイ。
メリークリスマス!
ファンタジー
公開:25/12/19 17:01
更新:25/12/20 16:06
更新:25/12/20 16:06
ご覧くださってありがとうございます。
学生時代、文芸部に所属して短いお話を書いていました。あれからウン十年、仕事、家事育児に追われて自由な創作から離れていましたが、心のリハビリ(ストレッチ?)のために登録。
//日々の生活が追ってくるため、ログインが不定期になります。
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藍見サトナリ