◽️プチストーリー【おじいちゃんの誕生日】(作品No_02)その3

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ピー
タイムメッセージは以上です。返信もお受けできるメニューを注文されてます。この後のブザー音の後に、スマートウォッチに話しかけて下さい。

僕の理解のスピードなんてお構いなしに、いきなりクイズ番組の回答席に座り、参加させられてる気分。え?まってまってまって

ピーーーーーー

「え、えーと、こちら、おじいちゃんでないおじいちゃんです。誕生日祝ってくれてありがとう。祝ってもらったの何年振りだろう。僕の健康を心配してくれてありがとう。そーだな、女の子を安心させたいな、えーと、」

「とりあえず、明日仕事行ったら、明日帰るからね。そこから始めるね。」

ピーーーーーー

(了)
ファンタジー
公開:25/12/13 22:00
更新:25/12/13 21:55
ショートショート 掌編 文学 純文学 ショートストーリー 誕生日

かんすい

プチストーリー(短い文章)を主に書いています。
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〈対話と言葉の栞〉──作家との作品を通しての対話が読後にそっと残り、思い出せるように、大切にしたいと、心に栞のよう挟まる言葉を届ける。そんな唯一無二の表現を模索し続けています。
読んだ人の心に残りますように。

↓noteリンク 言葉と対話の栞 かんすい作品一覧
https://note.com/myword_mylife/n/n7975c9799c76

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