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深夜、とある街の路地裏で眩い光とともに一人の男が現れた。
「だっ誰だお前は!」
路地裏にいたホームレスは腰を抜かした。
「私は未来人です。今から六時間後、ちょうどタイムマシンを完成させました」
男は冷静な口調で言った。
「そんなこと信じられるか! じゃ一つ予言でもしてみろ」
「本日夜明けより地球滅亡が始まります」
その言葉を信じ、ホームレスは夜明けを待った。やがて日が上ると、街行く人々のスマートフォンから一斉に警報音が鳴り「巨大隕石接近。地球滅亡も時間の問題か」との速報が流れた。
「確かにお前さんは未来人だ。で、俺らは一体どうすればいいんだ!?」
ホームレスの男は憔悴した表情で尋ねた。
「いやぁちょっと分かんないです。誰かに自慢したくて寄り道しただけなんで…。じゃ私は遥か太古の時代に逃げますが、まぁ…お元気で!」
そう言うと未来人は光とともに姿を消した。
「だっ誰だお前は!」
路地裏にいたホームレスは腰を抜かした。
「私は未来人です。今から六時間後、ちょうどタイムマシンを完成させました」
男は冷静な口調で言った。
「そんなこと信じられるか! じゃ一つ予言でもしてみろ」
「本日夜明けより地球滅亡が始まります」
その言葉を信じ、ホームレスは夜明けを待った。やがて日が上ると、街行く人々のスマートフォンから一斉に警報音が鳴り「巨大隕石接近。地球滅亡も時間の問題か」との速報が流れた。
「確かにお前さんは未来人だ。で、俺らは一体どうすればいいんだ!?」
ホームレスの男は憔悴した表情で尋ねた。
「いやぁちょっと分かんないです。誰かに自慢したくて寄り道しただけなんで…。じゃ私は遥か太古の時代に逃げますが、まぁ…お元気で!」
そう言うと未来人は光とともに姿を消した。
SF
公開:25/12/03 20:41
更新:25/12/03 21:01
更新:25/12/03 21:01
小説を書く熊です。
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ウルス・ミシカ