缶チューハイ
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「よぉ」
仕事帰りに道を歩いていると誰かに声をかけられた。
よく見るとそれは10年前に死んだ友人だった。
「久しぶり」
昔と同じ姿でそいつはニコニコ笑っていた。
夏も終わりの、少し涼しくなってきた夜だった。
とりあえずコンビニで缶チューハイを2本買って公園に行く。
仕事の愚痴などを話すと、そいつは心底面白そうにケラケラ笑いながら聞いている。
どのくらい時間が経ったのか、気づくと公園で1人で寝ていた。
横には、飲みかけの缶チューハイが2本置いてあった。
そういえば、今日はあいつの命日だった。
今度の休みは久しぶりに地元に帰って、あいつの墓参りにでも行こうかな。
仕事帰りに道を歩いていると誰かに声をかけられた。
よく見るとそれは10年前に死んだ友人だった。
「久しぶり」
昔と同じ姿でそいつはニコニコ笑っていた。
夏も終わりの、少し涼しくなってきた夜だった。
とりあえずコンビニで缶チューハイを2本買って公園に行く。
仕事の愚痴などを話すと、そいつは心底面白そうにケラケラ笑いながら聞いている。
どのくらい時間が経ったのか、気づくと公園で1人で寝ていた。
横には、飲みかけの缶チューハイが2本置いてあった。
そういえば、今日はあいつの命日だった。
今度の休みは久しぶりに地元に帰って、あいつの墓参りにでも行こうかな。
その他
公開:25/11/26 20:49
缶チューハイ
夏
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