天ぷらのぷら

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天ぷらがたべたいと
けれど家ではできない
匂いやらなんやらで
家ではできない
したくない
それでお店に行くことになる

お店に行ったら行ったで
こまってしまう
天ぷら定食にするか
天丼にするか

さくっとおいしいあの音も
一緒にたべたいのなら
天ぷら定食だろう
甘辛に胃袋をそめたいのなら
やはり天丼か

結局決めかね
両方頼む

天ぷらをおかずに天丼をたべる

天丼をおかずに白いごはんをたべる

口のなかがてんぷらの油でまみれていく
そのことにしあわせを感じる

奇異の目で見る者はいない
いたとして
それがいったい
なんだというのか










.
その他
公開:25/11/12 12:42

あまなす


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創作 創作小説 短編 超短編

 

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