真夏とラジオ⑧(真夏の真夏にラジオから真夏へ)
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「お母さん!自分の靴もってこっち来て!早く!」
私は母の手を握り、階段の上からひっぱりあげた。
「何!?なんなのいったい?」
「いいから早く!」
母が靴を履いている間に、私は災害が起きた時のためにベッドの下に保管しておいた靴を引っ張り出して履いた。
「こんなこともあろうかと。用意しておいて正解だったわ。ほんとに。えらいぞ私」
<報道部の山崎さんありがとうございました。現在、世界各地でゾンビ化テロが発生しています。危険ですので外へ出ないでください。ラジオの前のあなたへのお願いです・・>
机の上に置いてある防災ラジオから、まだ同じアナウンスが流れている。私はラジオをポケットの中につっこんだ。
ブゥゥゥー!ブッブゥゥゥー!
何かを潰し弾き飛ばしながら、もの凄い音量の車のクラクション音が近づいてくる。
「うっさいわね!この忙しい時に!」
「あれってもしかして。お父さんのトラック?」
私は母の手を握り、階段の上からひっぱりあげた。
「何!?なんなのいったい?」
「いいから早く!」
母が靴を履いている間に、私は災害が起きた時のためにベッドの下に保管しておいた靴を引っ張り出して履いた。
「こんなこともあろうかと。用意しておいて正解だったわ。ほんとに。えらいぞ私」
<報道部の山崎さんありがとうございました。現在、世界各地でゾンビ化テロが発生しています。危険ですので外へ出ないでください。ラジオの前のあなたへのお願いです・・>
机の上に置いてある防災ラジオから、まだ同じアナウンスが流れている。私はラジオをポケットの中につっこんだ。
ブゥゥゥー!ブッブゥゥゥー!
何かを潰し弾き飛ばしながら、もの凄い音量の車のクラクション音が近づいてくる。
「うっさいわね!この忙しい時に!」
「あれってもしかして。お父さんのトラック?」
ホラー
公開:25/05/05 14:40
更新:25/05/05 14:43
更新:25/05/05 14:43
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ラジオ
はじめまして。
「まえとら」と申します!作品を読んでいただけたら嬉しいです!
※以前の作品に関しましては、「前虎」ページにて184作品をご覧いただけます。
(そちらのページは2023年4月23日からログインできない状態でしたが復旧したようです。)
今後の投稿作品は、こちらの「まえとら」のページに投稿いたします!
■小説投稿サイト「小説家になろう」さんでの「まえとら」ページでも全作品ご覧いただけます。
よろしくお願いいたします。
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