ノリの良い商品名

AIの仕事の成果も、いろいろあるようで。

あるとき、食品メーカーの商品の企画部が、新製品の名称を、AIで作りました。海苔の佃煮の名前です。
そして、AIが世の中で受けそうな形容詞をつけて出来たのは..
『不安を解消する海苔』でした！

珍妙な名前です。
でも食品メーカーの企画部では「多分、これでいいでしょう」と考え、それを商品化しました。
それが一斉に、全国の店頭に並びました。
お客さんは、何か妙だなと思いつつ、興味が湧き、買っていく人が多く、人気となりました！

ところが、このテキトーなネーミング、実は的を得ていました。
海苔にはタンパク質が豊富に含まれます。タンパク質を構成するアミノ酸は、ストレス解消に役立つのです。

そうと知ったメーカの企画部は、宣伝の文で、“海苔を食べて、タンパクに行こう！”とうたいました。

商品は、大ヒットしました。
そんな“ノリの良さ”もウケたみたいです。