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ある日、海から巨大な岩礁が現れた。
それは、石と呼ぶにはあまりに大きく、島と呼ぶにはあまりに小さかった。
調査の結果、それが生物――「怪獣」であることが判明した。
これまで架空の存在とされてきたモノが、現実に現れたのだ。

世界は、怪獣の処遇を巡って混乱に陥った。
あらゆる分野の有識者が集まり、議論を重ねたが、結論は出ず、各国は対立を深め、やがて戦争へと突き進み、都市や街は荒廃し、野山に花も咲く事が無くなった。

そんな中、怪獣が突如として動き出した。
それは、まるで「人間」という、地球を破壊する怪獣を倒すためであるかのように。
SF
公開:25/04/27 20:58
更新:25/04/28 21:14

加賀美 秋彦

加賀美 秋彦と申します。
学生時代からのショートショート好きが高じて、2025年4月から自分でも書き始めました。
SF作品を書く事が多いですが、幅広く色々なジャンルの作品を書いていきたいと思っております。
よろしくお願い致します。
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