夢の世界へ

ふわふわの雲のベッドで、クマのぬいぐるみと一緒に眠る。目を閉じたら、もう冒険が始まるんだ。

空の上を飛ぶような気持ちになって、クマと一緒に大きな星の橋を渡る。ふわりふわりと、雲の間をくぐり抜けて、海の底に潜ったり、色とりどりの魚たちとお話したり。

「あそこには、何があるんだろう？」

風の音が耳元でささやくと、クマとぼくは手を取り合ってまた新しい場所へと向かう。たくさんの星がキラキラと輝く夜空の下、どこまでも広がる夢の世界。

ふたりで走ったり、飛んだり。時には静かな湖でゆっくり休んだり。どこに行っても、冒険は尽きない。

夢の中では、何だってできるから。明日もまた、別の世界に行けるかもしれない。

――君なら夢の世界、どこへ行く？