朝が来た

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いつも通り朝が来た。
然し何かが変なのだ。
クーラーが効いてない。
真夏の熱帯林みたいな蒸し暑さなのだ。
アフリカに来たのかな。それとも夢なのかな。なんとなく変だ。顔も黄色ぽくなっている。蒸し暑さの影響なのかも知れない。
若い女の子の声も聴こえてくる。しかも
数人の女の子の声だ。これはラッキーだ。
異次元の世界らしいがデート出来そうだな。独身から晴れて彼女が出来て将来は子供も出来るかも知れない。然し起き上がれない。まるで木にぶら下がってるみたいだな。周りにも俺と同じ様な奴がぶら下がっている。青い顔している奴もいる。多分貧血でも起こしているんだろ。俺は黄色い顔になっている。赤い顔の奴が入れば信号機にも成れそうだ。女の子が現れた。「お客様お待たせしました。こちらから好きなのを選んでくださいませ。ミキサーで牛乳と混ぜるとバナナミルクになります。」助けてくれぇ。俺はバナナになってたんだ。
ファンタジー
公開:25/04/22 18:55

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