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「…なんか、変な感じだね」
布団の中、彼の腕の中で、そっと顔をうずめながら私が呟くと、彼は照れたように笑った。
「うん、でも……嬉しい。お前が俺の隣にいるの、ちゃんと感じるから」
その声に胸がきゅっとなって、私はもっと彼にくっつく。
「……さっき、恥ずかしかった?」
「めっちゃ恥ずかしかった。けど、それ以上に……幸せだった」
互いの鼓動が重なるように静かにキスを交わして、指先が絡まると、また恥ずかしくて笑い合う。
「これからも、こうしてたいな」
「……うん、ずっと一緒にいたい」
甘い空気に包まれて、夜はゆっくりと更けていった。
布団の中、彼の腕の中で、そっと顔をうずめながら私が呟くと、彼は照れたように笑った。
「うん、でも……嬉しい。お前が俺の隣にいるの、ちゃんと感じるから」
その声に胸がきゅっとなって、私はもっと彼にくっつく。
「……さっき、恥ずかしかった?」
「めっちゃ恥ずかしかった。けど、それ以上に……幸せだった」
互いの鼓動が重なるように静かにキスを交わして、指先が絡まると、また恥ずかしくて笑い合う。
「これからも、こうしてたいな」
「……うん、ずっと一緒にいたい」
甘い空気に包まれて、夜はゆっくりと更けていった。
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公開:25/04/16 08:25
夜と硝子と、少しの記憶。
耽美・幻想・退廃を主食に綴ります。
静かに崩れるものが好き。
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