空っぽの宝箱
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蓋に手を伸ばす。この瞬間が、いつも緊張する。
かぱり。蓋を開ける。その中には…何も無かった。空っぽだった。
それを見た瞬間、私は、嬉しくなった。思わずガッツポーズを取ってしまうほど。
小さい頃から偏食の息子の、ご飯粒一つ残されていない、空っぽのお弁当箱。
これが、私にとって何よりの宝箱。
かぱり。蓋を開ける。その中には…何も無かった。空っぽだった。
それを見た瞬間、私は、嬉しくなった。思わずガッツポーズを取ってしまうほど。
小さい頃から偏食の息子の、ご飯粒一つ残されていない、空っぽのお弁当箱。
これが、私にとって何よりの宝箱。
その他
公開:25/04/08 06:52
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