別れの季節
1
2
冷たい床に座ってひとり、私は口を開く。
「4年間本当にありがとう。」
返事はこないって分かってるけど、ただ伝えたかった。
「急に出ていくことになってごめんね。
あと狭いとか言ってごめん。」
声が思ったより響いてびっくりする。ついこの前まで全くそんなこと感じなかったのに。
「ずっと私のこと見守ってくれてありがとう。また絶対会いにくるからね。」
この4年間、いろんなことがあったなぁ。
そしてあなたは私の全てを知っているね。多分、両親よりも、そして彼氏よりも。笑
冷たい床を指で撫でた。
そろそろ行かなきゃ。
「次はちゃんと掃除してくれる人に住んでもらいなよ!」
・・・・・・・
「鍵、お返しします。」
「あー、はいはい。ありがとうございます。」
「ここに住めてよかったです。本当にいい家でした。ありがとうございました。」
「4年間本当にありがとう。」
返事はこないって分かってるけど、ただ伝えたかった。
「急に出ていくことになってごめんね。
あと狭いとか言ってごめん。」
声が思ったより響いてびっくりする。ついこの前まで全くそんなこと感じなかったのに。
「ずっと私のこと見守ってくれてありがとう。また絶対会いにくるからね。」
この4年間、いろんなことがあったなぁ。
そしてあなたは私の全てを知っているね。多分、両親よりも、そして彼氏よりも。笑
冷たい床を指で撫でた。
そろそろ行かなきゃ。
「次はちゃんと掃除してくれる人に住んでもらいなよ!」
・・・・・・・
「鍵、お返しします。」
「あー、はいはい。ありがとうございます。」
「ここに住めてよかったです。本当にいい家でした。ありがとうございました。」
青春
公開:25/03/27 22:40
更新:25/03/30 10:29
更新:25/03/30 10:29
閲覧ありがとうございます。
初の試み
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