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ここは、ハマヤの会議室。
はりきり顔の次郎君は、会社の部長や課長を前に、テーブルにたくさんの紙コップを並べました。
彼はボトルをかかげて「これが新案の超・超・強力の炭酸水です」と告げます。
「いつもは炭酸で割らない飲み物も、これならミックスできます」
「何を割るの?」と部長。
「はい、炭酸割りの緑茶です」
一口飲んで、「気の抜けたお茶割りハイボールのようだ」と課長は顔をしかめました。
「では」と出したのは、何と「炭酸入りのコーヒー」です。
専務は飲んで「ノンアルの黒ビールみたい。でも面白いね」
「はい。では」と出された次のコップに、皆は顔をしかめました。「これ、牛乳割りだろ」
「ええ!牛乳は、反射神経を育てますし、それに炭酸が、頭をスッキリさせるんです」
「しかし」と部長。「アイデアは面白いが、これは売れないと思うよ」
次郎君は不満げです。部長はいいました。
「とんでもなくマズいからね」
はりきり顔の次郎君は、会社の部長や課長を前に、テーブルにたくさんの紙コップを並べました。
彼はボトルをかかげて「これが新案の超・超・強力の炭酸水です」と告げます。
「いつもは炭酸で割らない飲み物も、これならミックスできます」
「何を割るの?」と部長。
「はい、炭酸割りの緑茶です」
一口飲んで、「気の抜けたお茶割りハイボールのようだ」と課長は顔をしかめました。
「では」と出したのは、何と「炭酸入りのコーヒー」です。
専務は飲んで「ノンアルの黒ビールみたい。でも面白いね」
「はい。では」と出された次のコップに、皆は顔をしかめました。「これ、牛乳割りだろ」
「ええ!牛乳は、反射神経を育てますし、それに炭酸が、頭をスッキリさせるんです」
「しかし」と部長。「アイデアは面白いが、これは売れないと思うよ」
次郎君は不満げです。部長はいいました。
「とんでもなくマズいからね」
ファンタジー
公開:25/03/22 00:02
ハマヤ
新製品
炭酸
強炭酸
雑貨関連の仕事をしています。こだわりの生活雑貨、インテリア小物やおもしろステーショナリー、和めるガラクタなどが好きです。
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