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「この筋肉スーツがあれば勝手に筋肉がつく! モニターにならないか?」
白衣のおじさん――筋肉スーツ開発の博士に声をかけられた。
最近腹が出て健康診断に引っかかったが、運動は嫌いだ。話を聞くと、誰かが代わりに筋トレするだけで筋肉がつくらしい。最高じゃないか。俺は即OKした。
俺の代わりに筋トレするのは、日本一のボディビルダーらしい。すぐに筋肉がつきそうだ。
スーツを着て、明日からの開始を楽しみに待つ。
数日後…
「博士! モニターの人、泡吹いて倒れました!」
「なに?! 負荷は自動調整されるはずだが…」
「1日10時間トレーニングしたみたいです…。負荷に耐えきれず故障かと…」
「ボディビルダーは常に限界を超えてくる…。改良が必要だな…」
白衣のおじさん――筋肉スーツ開発の博士に声をかけられた。
最近腹が出て健康診断に引っかかったが、運動は嫌いだ。話を聞くと、誰かが代わりに筋トレするだけで筋肉がつくらしい。最高じゃないか。俺は即OKした。
俺の代わりに筋トレするのは、日本一のボディビルダーらしい。すぐに筋肉がつきそうだ。
スーツを着て、明日からの開始を楽しみに待つ。
数日後…
「博士! モニターの人、泡吹いて倒れました!」
「なに?! 負荷は自動調整されるはずだが…」
「1日10時間トレーニングしたみたいです…。負荷に耐えきれず故障かと…」
「ボディビルダーは常に限界を超えてくる…。改良が必要だな…」
SF
公開:25/03/16 17:07
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