2階でございま~す

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「2階でございま~す」
「…先輩、なんすかそれ」

昼休み。教室のベランダにいた俺の前に、虹色の球体に包まれて宙に浮く夏目先輩が降下してきた。…ってか眩しっ!先輩は太陽の如く発光していた。

「気づいちゃった?」
「一目瞭然なんで」
「これは花粉症のエレベーター的な?」

ふわっと浮きながらふわっとした回答はやめてほしい。俺のちょっとだるいな感を察したのか、先輩はエレベーター型のリモコンを見せてきた。

「花粉光環ってあるじゃん?花粉がめっちゃ飛んでる時、太陽の周りに見える虹的なやつ。このリモコンは花粉症による炎症を発光エネルギーに変換して花粉光環っぽいものを発生させて、それをエレベーターみたいに乗れるようにしてくれる的な?炎症をエネルギーにして放出するから症状も楽になるし」

…どこで見つけてくるんだ、こういうの。

「そろそろ行くわ~」

4階まで上昇していく先輩。次の授業は音楽か?
その他
公開:25/03/18 18:31
更新:25/05/27 11:03
研究室ライブ 花粉症のエレベーター

花笑みの旅人( 気の向くまま )

ページを開いてくださり、ありがとうございました♪

6月12日〜6月末まで勝手にチャレンジしていた毎日投稿を無事達成することができたので7月から夏休みに入りま〜す(⁠◍⁠•⁠ᴗ⁠•⁠◍⁠)

ガーデンでは☆を押してくださったのがどなたかわからないシステムですが、そんな中☆を押してくださった方ありがとうございました!また、リアクション等されていなくとも作品を開き読んでくださった方がいらっしゃいましたとしたら、重ねて感謝申し上げます。貴重な時間を割いていただきありがとうございました!!

もちろん、いつも楽しいコメントをくれるあなたも心からありがとう♪
では、暫くばいばいぴょ〜ん!

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