朝、目覚めると

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朝、目覚めると私は〈ぬ〉になっていた。よりにもよって〈ぬ〉。まあ、仕方ない。とりあえず会社に行かないと。そう思い、階下のリビングへ。そこには〈ね〉が朝御飯を作っていた。
ね「おはよう。あなたは、〈ぬ〉なんだ~。」
ぬ「お前は〈ね〉なんだね。」
ね「ね~。」
ぬ「おっ、上手いね。っていうか俺も〈ね〉が良いな~。代わってよ。」
ね「私はどっちでも良いけど。でもどうやって代わるの。私、知らない。あなた、知ってるの?」
ぬ「えっ?知らない。」
ね「なんだ。フフフ。」
ぬ「フフフ。可笑しいね。」
ファンタジー
公開:25/03/09 13:53

ソフトサラダ( 埼玉 )

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時折、頭をかすめる妄想のカケラを集めて、短いお話を書いています。コメントは励みになります。とりあえず過去作の改訂版を中心に新作も載せていきます。よろしくお願いします。 
 

 

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