鳩尾(みぞおち)
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鳩尾に1発くらった。「ボクがキミに何をしたというんだよ。教えてくれよ。」
「みぞおちって、なんで鳩の尾って書くのか。君は知っているかい?」
「えっ?知らないよ。」
もう一度、鳩尾に1発。
「なんでだと思う?さあ。」
「え~と。」
さらに、もう一度、鳩尾に1発。
「鳩の尾だよ。なんか深い理由がありそうだよね。ねっ。よーく考えて。」
「わからないよ。」
鳩尾に1発。
「ホラ、よく考えて。じゃないと。」
拳を突き上げる。
「まっ、待って。え~と。う~ん。」
「はい、ダメ~。」
鳩尾に1発。
「え~と。鳩の尾っぽの形に似てるとか。単純すぎる?」
「つまんない~。」
そう言い残し、鳩尾の妖精は姿を消したとさ。
「みぞおちって、なんで鳩の尾って書くのか。君は知っているかい?」
「えっ?知らないよ。」
もう一度、鳩尾に1発。
「なんでだと思う?さあ。」
「え~と。」
さらに、もう一度、鳩尾に1発。
「鳩の尾だよ。なんか深い理由がありそうだよね。ねっ。よーく考えて。」
「わからないよ。」
鳩尾に1発。
「ホラ、よく考えて。じゃないと。」
拳を突き上げる。
「まっ、待って。え~と。う~ん。」
「はい、ダメ~。」
鳩尾に1発。
「え~と。鳩の尾っぽの形に似てるとか。単純すぎる?」
「つまんない~。」
そう言い残し、鳩尾の妖精は姿を消したとさ。
その他
公開:25/03/05 18:12
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時折、頭をかすめる妄想のカケラを集めて、短いお話を書いています。コメントは励みになります。とりあえず過去作の改訂版を中心に新作も載せていきます。よろしくお願いします。
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