星に羨む
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学生の頃、何気なく星を見上げた感想は「きれいだな」だった。
これは単純で思ったことをそのまま口に出しただけのなんてことない感想だったけど。
今思えば、一番純粋に星を見ることができていた、と分かってしまった。
大人になった今、星を見上げれば、その星の輝きが欲しいと思う。
どんなに小さくても、どんなには儚くても、どんなに周りの星がまぶしくても。
星はか細い光を、叫んでいる。
その姿は、たとえ頼りなくても、自分の目には映っていて。
そして自分の眼を刺している。
あんなに弱い光でも、星は放っているのに。
自分には光を生み出す意思すらを持っていないのだから。
ちっぽけな自分にも刺せるような、そんな光を持っていないのだから。
だから僕は、星を見上げるとこう言うのです。
「星が、憎い。 星が、欲しい」
これは単純で思ったことをそのまま口に出しただけのなんてことない感想だったけど。
今思えば、一番純粋に星を見ることができていた、と分かってしまった。
大人になった今、星を見上げれば、その星の輝きが欲しいと思う。
どんなに小さくても、どんなには儚くても、どんなに周りの星がまぶしくても。
星はか細い光を、叫んでいる。
その姿は、たとえ頼りなくても、自分の目には映っていて。
そして自分の眼を刺している。
あんなに弱い光でも、星は放っているのに。
自分には光を生み出す意思すらを持っていないのだから。
ちっぽけな自分にも刺せるような、そんな光を持っていないのだから。
だから僕は、星を見上げるとこう言うのです。
「星が、憎い。 星が、欲しい」
その他
公開:25/03/05 20:40
#駄文
駄文を流してます。
誰かに届いたなら、これ以上嬉しいことはないです。
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