欠落人間
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せっせと働く。
昨日も今日も働く。
一体いつまで働けばいいのか。
そう考えては寝て。
明日にはそんなこと気にもせず働く。
ある日、家のポストに一通の手紙が届いていた。ポストなんて殆ど開ける機会もないが、ふと開かなければと感じたのだ。
手紙の宛先は間違いなく僕。差出人も僕。
戸惑いながら中身を見る。
「こんにちは、或いはこんばんは。未来の僕です。毎日働いていて楽しいですか。僕はもうすぐ死ぬらしいです。だからその前に僕の貯金を送ります。だから、働くのはやめて遊びに出掛けてはいかがでしょうか。」手紙と共にこの世界で10年ほどは遊んで暮らせるほどのお金が同封されていた。
そっか。僕は死ぬのか。いつ死ぬのかな。病気とかは今から行けば早期発見とかもしれない。よし明日は仕事に行かず、病院に行ってみよう。
そう心に決めて寝る。
朝起きて。
ご飯を食べて。
今日も仕事に行ってきます。
昨日も今日も働く。
一体いつまで働けばいいのか。
そう考えては寝て。
明日にはそんなこと気にもせず働く。
ある日、家のポストに一通の手紙が届いていた。ポストなんて殆ど開ける機会もないが、ふと開かなければと感じたのだ。
手紙の宛先は間違いなく僕。差出人も僕。
戸惑いながら中身を見る。
「こんにちは、或いはこんばんは。未来の僕です。毎日働いていて楽しいですか。僕はもうすぐ死ぬらしいです。だからその前に僕の貯金を送ります。だから、働くのはやめて遊びに出掛けてはいかがでしょうか。」手紙と共にこの世界で10年ほどは遊んで暮らせるほどのお金が同封されていた。
そっか。僕は死ぬのか。いつ死ぬのかな。病気とかは今から行けば早期発見とかもしれない。よし明日は仕事に行かず、病院に行ってみよう。
そう心に決めて寝る。
朝起きて。
ご飯を食べて。
今日も仕事に行ってきます。
公開:25/02/27 23:19
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