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長年の夢だったダメージジーンズ加工店を開いて1年。
相変わらず気まぐれな住み込み従業員に振り回されている。
朝の点呼で姿が見えない、昼になってようやく出勤してくる、日が暮れてからやっと仕事をはじめるという具合だ。
ひどい時は、3日行方不明になったこともあった。
あの時はさすがに夜も眠れないほど心配したが、当の本人はと言えば、しれっと集団に戻り、引き継ぎの作業に取り組んでいたものだから、思わず泣き笑いしてしまった。
まぁそれでも、生計を立てられているのはひとえに彼らのおかげなのだ。
僕は念願の、田舎の一軒家(山と畑付き)暮らしを叶えることができ、心の底から幸福をかみしめている。
「……さて、次は、膝下を短冊状ね。じゃあ今日はタマとニャア助に……あれ? いない?」
周辺を探し歩くと、タマとニャア助コンビは、揃って木陰で昼寝していた。
僕もコーヒー休憩することにした。
相変わらず気まぐれな住み込み従業員に振り回されている。
朝の点呼で姿が見えない、昼になってようやく出勤してくる、日が暮れてからやっと仕事をはじめるという具合だ。
ひどい時は、3日行方不明になったこともあった。
あの時はさすがに夜も眠れないほど心配したが、当の本人はと言えば、しれっと集団に戻り、引き継ぎの作業に取り組んでいたものだから、思わず泣き笑いしてしまった。
まぁそれでも、生計を立てられているのはひとえに彼らのおかげなのだ。
僕は念願の、田舎の一軒家(山と畑付き)暮らしを叶えることができ、心の底から幸福をかみしめている。
「……さて、次は、膝下を短冊状ね。じゃあ今日はタマとニャア助に……あれ? いない?」
周辺を探し歩くと、タマとニャア助コンビは、揃って木陰で昼寝していた。
僕もコーヒー休憩することにした。
その他
公開:25/08/03 15:33
更新:25/08/03 15:37
更新:25/08/03 15:37
☆やコメントありがとうございます✨
作品のイラストはibisPaintを使っています。
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