優しい海
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朝日が昇るのを浜辺で待っていた。
すーっと水平線が明るくなる。
眩しい光がまっすぐ伸びてくる。
「今だ。」
シャッターを押した。
ざっざっざっ…
誰かのランニングをする音が聞こえる。
「昨日も撮影していましたよね?」
突然、声を掛けられた。
撮影に夢中で変な声が出る。
「ふぇ?…あ、はい。」
クスクス笑う彼は近くの大学の学生とのこと。
こんなところで早朝からカメラを構えている人なんて見たことがないから、珍しい人がいるのだな…と思ったらしい。しかも、2日続けて。
そんな彼と連絡先を交換し、またいつかどこかで会いましょう…と、私は次の場所へと旅に出る。
撮影した画像を時々SNSにアップし、今はここにいるよ…と。
ある日、会いに行きます…と彼から連絡があった。
私は南の海の浜辺でカメラを構えている。
暖かい風が吹く、優しい海で彼の笑顔を待っている。
すーっと水平線が明るくなる。
眩しい光がまっすぐ伸びてくる。
「今だ。」
シャッターを押した。
ざっざっざっ…
誰かのランニングをする音が聞こえる。
「昨日も撮影していましたよね?」
突然、声を掛けられた。
撮影に夢中で変な声が出る。
「ふぇ?…あ、はい。」
クスクス笑う彼は近くの大学の学生とのこと。
こんなところで早朝からカメラを構えている人なんて見たことがないから、珍しい人がいるのだな…と思ったらしい。しかも、2日続けて。
そんな彼と連絡先を交換し、またいつかどこかで会いましょう…と、私は次の場所へと旅に出る。
撮影した画像を時々SNSにアップし、今はここにいるよ…と。
ある日、会いに行きます…と彼から連絡があった。
私は南の海の浜辺でカメラを構えている。
暖かい風が吹く、優しい海で彼の笑顔を待っている。
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公開:25/06/30 14:55
#海 #恋
ひとり、ぽつんと、想いを綴りたい…。
大きな大きな、広い広い、海の中で。
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