3
3
友人の馴染みの居酒屋に一緒に来た。何があったかは知らないが、いつもよりハイペースでビールを飲み、枝豆と冷奴をエンドレスリピートでつまんでいる。
「ひゃはははははっ!」
とりあえず楽しそうではあるが…
「ねぇ、そんなに飲んで大丈夫?」
流石に心配になって尋ねる。
「らぁいぢょーぶぅ〜!うちのぉ、ひややっこがぁ、れーぞーこからそろそろむかえにくるからぁ〜」
…全然大丈夫じゃないじゃんっ!冷奴がお迎えにくるってどういう…
「花ちゃーん!いつもの迎え、来たみたいだよ?」
店主の呼びかけに店を出ると大きな冷奴がツヤツヤと入り口で待機していて、友人はそれを見るやいなや冷奴の上へ鰹節みたいにふわっとおぶさった。
「はぁ〜ひんやりしてきもちぃ〜!さぁ〜おうちへゴ〜♪」
やれやれといった様子で冷奴はプルプルすると私へ会釈し、醤油色の夜空が見下ろす飲み屋街を友人をおぶったまま滑っていった。
「ひゃはははははっ!」
とりあえず楽しそうではあるが…
「ねぇ、そんなに飲んで大丈夫?」
流石に心配になって尋ねる。
「らぁいぢょーぶぅ〜!うちのぉ、ひややっこがぁ、れーぞーこからそろそろむかえにくるからぁ〜」
…全然大丈夫じゃないじゃんっ!冷奴がお迎えにくるってどういう…
「花ちゃーん!いつもの迎え、来たみたいだよ?」
店主の呼びかけに店を出ると大きな冷奴がツヤツヤと入り口で待機していて、友人はそれを見るやいなや冷奴の上へ鰹節みたいにふわっとおぶさった。
「はぁ〜ひんやりしてきもちぃ〜!さぁ〜おうちへゴ〜♪」
やれやれといった様子で冷奴はプルプルすると私へ会釈し、醤油色の夜空が見下ろす飲み屋街を友人をおぶったまま滑っていった。
その他
公開:25/06/28 00:00
更新:25/06/27 19:38
更新:25/06/27 19:38
おんぶに抱っこ
この話を書いてる時ひたすら
冷奴が食べたかったって話
その2
ありがとうございました(◍•ᴗ•◍)/”
ログインするとコメントを投稿できます