スランプにひらめきを

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何か書きたい…
何か書かなきゃ…
でも、何も思いつかない

パソコンの前、全く弾まぬキーボード

…これはまた、スランプに火が灯っちゃったか?

席を立ち「んーー!」とその場で伸びをする。それから好きな音楽をかけ、ベッドで仰向けになり、うさぎのぬいぐるみを抱きしめ目を閉じた。

思った通り、私の頭の中では黒い煙が充満していた。視界は悪く、息苦しい。スランプの火で間違いないようだ。

私は手探りで頭の中を進み、なんとかスランプの灯りを探そうと試みる。滑ったり転んだりしながらも【ひらめきの火種】を集めながら。

そうこうしている内に、ついに頭のど真ん中で黒い煙を出すスランプを見つけた。私がスランプに「はぁぁ」と深めの溜め息をつくと、黒い灯りは忽ち消えた。今度はスランプに、ここへ辿りつくまでに集めたひらめきの火種を灯してみる。

スッキリしていく頭の中、太陽の如く昇っていくのは【自分らしさ】だ。
その他
公開:25/06/20 00:00
更新:25/06/19 22:41
なっちゃんへ そんな時もあるよね〜 今日はイレギュラーで(笑

花笑みの旅人( 気の向くまま )

ページを開いてくださったあなたに感謝です(⁠◍⁠•⁠ᴗ⁠•⁠◍⁠)/

7月は時々投稿するかもですが夏休み継続中。お酒、温泉たまご、冷奴、枝豆、アイスあたりが最近の生きる希望ですねぇ

※更新されると消えてしまう感じを私は好んでいたのかもしれないと気づいたので、基本的にラジオ関連の作品は今後公開しないと思います〜

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