何万光年先の宇宙から
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何万光年も離れた星から、電波を受信することに成功した。
しかし、その中身がわからなかった。
長い年月がかかったが、星の住人の希望が後押しし、遂にその電波が解析された。
「みんなー、元気かな? 今日も、はっじまるよー」
子供向け番組とおぼしき内容だったが、他の星にも文明はあったのだ。
星の住人の興味は、この番組に釘付けだった。
と、そこにロケットが到着した。
随分古臭いロケットで、ワープ航法も使えないようなシロモノ。
その対策としてなのか、降りてきた乗組員はロボットだった。
敵か? 味方か?
星の住人は警戒の元、そのロボットの動向を見守っていた。
ロボットは言った。
「受信料の支払いをお願いします」
しかし、その中身がわからなかった。
長い年月がかかったが、星の住人の希望が後押しし、遂にその電波が解析された。
「みんなー、元気かな? 今日も、はっじまるよー」
子供向け番組とおぼしき内容だったが、他の星にも文明はあったのだ。
星の住人の興味は、この番組に釘付けだった。
と、そこにロケットが到着した。
随分古臭いロケットで、ワープ航法も使えないようなシロモノ。
その対策としてなのか、降りてきた乗組員はロボットだった。
敵か? 味方か?
星の住人は警戒の元、そのロボットの動向を見守っていた。
ロボットは言った。
「受信料の支払いをお願いします」
SF
公開:25/06/08 06:01
#皮肉屋さんの小噺
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