ある日の水戸黄門

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「静まれ、静まれ。この紋所が目に入らぬか!」
(格さんのこの決め台詞が出た。そろそろ大詰めかな)

「御老公の名をかたる不届き者め。切り捨ててしまえ!」
(悪者の最後のあがきか。たまにこのパターンもあるよな。もうひと暴れさせといて、助さん格さんがちょちょいのちょいで……
 あれ。二人ともやられてる。じゃあここで弥七が登場か)

「屋根の上から忍びの者がねらっておるぞ。撃て!」
(あれれ。弥七が火縄で撃たれた。じゃあ、ちょっと頼りないけど八兵衛が)

「そこの雑魚もやってしまえ!」
(やっぱり八兵衛はダメか。するとお銀が)

「そこの女もひっくくれ!」
(悪者に色仕掛けは通じないのか。すると、まさか)

「最後は爺さん一人だ。やってしまえ!」

ー来週に続く
(引っ張るのかよ!)
その他
公開:25/06/10 18:15

ナラネコ

老後の楽しみに、短いものを時々書いています。

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