光と壁

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愛子は言う。「私には未来がない。」

真は言う。「あなたが、どう思うかだ。」

愛子は苦労の連続だった。
兄に幼少期いじめられ、父は浮気を繰り返し、母は、30代で他界。

だから、自分は不幸だと思って、生きてきた。

決して、前向きな言葉を受けいれない。

真は言う。「私の人生は明るい。」

愛子は言う。「あんたに、私の気持ちは分からない。」

真の人生。家族は真に無関心。でも、金には不自由しなかった。

苦労はほとんどしなかった。自分は幸せだと思っていたから、前向きな言葉を受け入れた。

真は幸せという大きな壁に守られていた。

だから、何が起きてもハッピー。

光は幸せに生きる人の先の道を照らす。

自分が不幸と思っている人の先の道は暗闇。

幸せという大きな壁は、自分を守ってくれる。

人生は気の持ちようでどうにでもなる。
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公開:25/06/04 14:31

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