六月の鶯

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今年は二月の最終に鳴き出した鶯も
六月になると軽快な超フルコーラスで
鳴いてくれます。

比較的山間部分にあります職場の特権は
この野生の鳥達の鳴き声がすぐそこに
在るところ。周りの木々も日々緑を
鮮やかに増して季節を更に進めます。

梅雨は人間にとっては億劫な期間も
自然の植物や動物には待っていた期間と
思え梅雨前の待機気分が全く違う感じ。
鶯の鳴き声からそんな想像をするのです。

人は成って初めて慌てて動くもの。

自然は先の予兆から感じるようです。

それはどんな気候でもその場に居続ける
身であることを分かっているから。
生き続ける事が立場とわきまえているからではないかと思えます。

人も本来はそうであったはず。
生きる事が毎日の本筋としていました。
欲や楽、要らぬ知恵が筋を変えたのかも
知れません。

鶯の鳴き声はそれを見直す施しにも
思えました。
その他
公開:25/06/04 05:16

gappo

日頃あったこと、思ったことを言葉に出来たらと思っております。

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