”懲らしめ”から”更生”へ

２０２５年６月１日より懲役刑と禁錮刑が廃止され、拘禁刑に一本化された。
従来の刑罰では”懲らしめ”としての色が強く、出所後、社会になじめないという問題があった。
再犯する確率も低くなく、警察としても頭を抱えざるを得なかった。
そこで新しい刑罰では”更生”を重視することにした。出所後、いち早く社会になじめるよう、立ち直りに力を入れた。
とはいえ、更生なんてそんなに簡単にできるのか？不安もあるだろう。
まだ信用できない。そう思われても仕方がない。
だけど安心してほしい。科学の進歩はどんな極悪犯でも更生できる画期的プログラムを完成させた。その為に日々、AIの進化を促していた。
そもそも構図自体は１９７１年の時点で出来上がっていた。
スタンリー・キューブリック監督の名作、時計じかけのオレンジ。
それをもとに洗脳ではなくAIによる上書きを実行する。
その結果がどうなるかは、貴方の目で確かめてほしい。