かごと本能

愛子は言う。「私を束縛するな。」

真は言う。「あなたは自分勝手だ。」

人を束縛し、囲い込むかごは他人を自分の所有物だと勘違いさせる。

物には正しい使い方がある。
扱う人によってどうにでもなる。

愛子は言う。「私には何も才能がない。」

真は言う。「あなたが見つけようとしてないだけだ。」

人には必ず、得意な事がある。
それに気がつけるかで、人生が決まる。
不得意な事をしても、結果など出ない。

そこに気がついた者が人生の勝者となる。

この地球全てのものは、人の所有物ではない。
地球から、借りている意識がないから、人は皆、勝手なことをして、無責任に生きる。

かごは美しい鳥を見て、自分の心を癒やす事に意味がある。

自分の所有物として、鳥を囲い込むのは間違った使い方。

才能を人のために使うなら、意味がある。
人を喜ばせる事に意味がある。

何事もどう扱うかが、大事。