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私はコンビニ店員である。
「ん? あぁ袋ね いるいる」
「普通のやつね」
今日も彼は来る。彼は珍しく、私に対してもフランクだ。
「ありがとうござましたー」
いつもフラフラの足取りで店を出ていく彼は、
厚手の革手袋と季節外れのロングコートに身を包み、
頭は帽子とマスクで覆われている。
彼は緑色の皮膚をしている。
財布から小銭を出すとき、チラリと見えたことがあった。
同僚達は信じないが、本当だ。
多分だけど…彼はゾンビだ。ちょっと臭いし。
今日は何も収穫はなかったが、明日こそなにか掴めるはず。
退勤までまだ2時間ある。
「ん? あぁ袋ね いるいる」
「普通のやつね」
今日も彼は来る。彼は珍しく、私に対してもフランクだ。
「ありがとうござましたー」
いつもフラフラの足取りで店を出ていく彼は、
厚手の革手袋と季節外れのロングコートに身を包み、
頭は帽子とマスクで覆われている。
彼は緑色の皮膚をしている。
財布から小銭を出すとき、チラリと見えたことがあった。
同僚達は信じないが、本当だ。
多分だけど…彼はゾンビだ。ちょっと臭いし。
今日は何も収穫はなかったが、明日こそなにか掴めるはず。
退勤までまだ2時間ある。
その他
公開:25/05/16 13:28
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