魔法少女はアルバイト
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月火金土、17時から22時まで。
それが私の魔法少女としての勤務時間。大きな怪我は殆どないし、したとしても会社の人がすぐ治してくれる。これで時給2000円なんだからありがたい話だ。
「はい、退勤の時間ですよ」
時間になると、内勤さんが戦闘場所まで声をかけに来てくれる。戦闘中でも、だ。ぴりついた空気はその一言で少し和む。慣れた魔法少女は安堵の溜息一つ。戸惑っているのは…今日が初日の子だけだ。
「え、え、でも…」
「あぁ、今日が初日の子ですね。うんうん大丈夫、よく頑張りました。ただ未成年は22時以降の勤務が出来ないので…」
説明の途中でも怪異は容赦なく内勤さんに襲い掛かる。
私達はそれを黙って見ているしかできない、何故ならもう勤務時間外だから。
「ここから先は、大人に任せなさい」
元魔法少女の内勤さん。
変身するときの顔が少し怖いのは皆内緒にしている。
それが私の魔法少女としての勤務時間。大きな怪我は殆どないし、したとしても会社の人がすぐ治してくれる。これで時給2000円なんだからありがたい話だ。
「はい、退勤の時間ですよ」
時間になると、内勤さんが戦闘場所まで声をかけに来てくれる。戦闘中でも、だ。ぴりついた空気はその一言で少し和む。慣れた魔法少女は安堵の溜息一つ。戸惑っているのは…今日が初日の子だけだ。
「え、え、でも…」
「あぁ、今日が初日の子ですね。うんうん大丈夫、よく頑張りました。ただ未成年は22時以降の勤務が出来ないので…」
説明の途中でも怪異は容赦なく内勤さんに襲い掛かる。
私達はそれを黙って見ているしかできない、何故ならもう勤務時間外だから。
「ここから先は、大人に任せなさい」
元魔法少女の内勤さん。
変身するときの顔が少し怖いのは皆内緒にしている。
ファンタジー
公開:25/05/17 19:00
更新:25/05/19 23:24
更新:25/05/19 23:24
短いお話が好きです
幸せだけでは無いお話が好きです
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