人殺し

僕は昨夜、人を殺してしまった。そいつは、俺にとって親友だった。仲間だった。ライバルだった。目標だった。尊敬できる人だった。あいつは常に一歩先を進んでいた。
原因は誰にあるか分かってる。僕が悪いんだ。僕以外悪くない。あいつと約束したのに、僕はそれを破ってしまった。あいつは怒っている。それを僕は黙らせようとしたら、そのまま殺してしまっていた。あいつの死んだ身体を見てたら、虚しさが込み上げてきた。せっかくここまで2人でやってこれたのにな。
僕は見て見ぬふりをして眠りについたが、目覚めは悪いし虚しさと罪悪感が心にある。だから、僕が今書いてるこの文章でなんとか供養したい。そうでもしないと、抱えきれない。

僕は昨夜、将来の自分を殺した。