ずる休み

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どうしても出来ない嫌な仕事があって、ずる休みした。

「もうどうにでもなれ」
「私がいないと、どうせ仕事回らないでしょ」

私はずる休みして、季節は3度変わり、もう秋の始まり。

恐る恐る職場のお店を覗いてみた。

「もう どうにでもなれ。私が辞めたら大変な職場環境になるわよ」

チーフらしき女性が騒いでいた。



ビュー ビュー ヒユー 比喩


季節は廻り 言い回しも周る


まるで、何事もなかったように


誰かがやらなければ他の誰かがやるので、天長の彼は風を吹かすことまでずる休みした。


唯一の緩衝剤である風が無くなり、世の中は澱んでいた。
そんな中でも、誰かが必ずやってくれる。

この無風な世界はどうでもよい噂の流布で成り立っている。

ル フ フ
その他
公開:24/10/08 09:53

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