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秋晴れの午後、久しぶりに近くの公園を散歩した。紅葉が始まっていた。季節はちゃんと巡っている。もみじは赤、イチョウは黄色……
え、ちょっと待った。あの木は? あのカラフルな木はどうなってるの?
私は木のすぐそばまで走った。白、紫、ピンク、赤、黄、オレンジ、青、黒、金、銀、紅白の縞、赤と緑の水玉……
よく見ると葉の形もちょっとずつ違う。変な木だと思ったけれど、だんだんに自由で楽しそうに見えてきた。そうそう、写真撮ろう。
スマホを構えて写真を撮ろうとしたら、木の根元に木札が立っていることに気づいた。
「名前:言の葉の木 特徴:自由と多様性」
何枚も写真を撮った。
いつの間にか木の周りには大勢の人が集まっていた。
「カラフルでいいね」
「この木はこうでなくっちゃ」
「葉っぱ、楽しそうに見えるね」
みんな思い思いに木を眺め、自由に写真を撮っていた。
え、ちょっと待った。あの木は? あのカラフルな木はどうなってるの?
私は木のすぐそばまで走った。白、紫、ピンク、赤、黄、オレンジ、青、黒、金、銀、紅白の縞、赤と緑の水玉……
よく見ると葉の形もちょっとずつ違う。変な木だと思ったけれど、だんだんに自由で楽しそうに見えてきた。そうそう、写真撮ろう。
スマホを構えて写真を撮ろうとしたら、木の根元に木札が立っていることに気づいた。
「名前:言の葉の木 特徴:自由と多様性」
何枚も写真を撮った。
いつの間にか木の周りには大勢の人が集まっていた。
「カラフルでいいね」
「この木はこうでなくっちゃ」
「葉っぱ、楽しそうに見えるね」
みんな思い思いに木を眺め、自由に写真を撮っていた。
その他
公開:24/10/03 00:51
更新:24/10/03 20:54
更新:24/10/03 20:54
2023年10月から参加しています。作品を読んでいただき、ありがとうございます。
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