権利

0
1

「コンビニでも行くか…」
壁に掛かった時計を見て呟いた。
男は最近、腹が減らない。しかし、食べなければいけないという思いは持っている。重い腰を上げて男は近くのコンビニに入った。

男は悩んでいた。今日何を食べるかを。
おにぎりコーナーやパンコーナー、カップ麺コーナーや冷凍食品コーナーも見た。けれども決められない。何が食べたいのか分からないのだ。

「俺はこんなこと1つとっても何がいいのか分からないのかよ!」ついつい男は呟いてしまった。

「これでいいか。」コンビニ入店から3時間後、男はようやく食べるものを買って家に帰った。男が買ったご飯はすごく不味かったらしい。
その他
公開:24/10/02 12:50

コメントはありません

コメント投稿フォーム

違反報告連絡フォーム


お名前

違反の内容