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乗り込んだ瞬間から車内の異様な空気が気になり、オレは冗談めかして運転手に話しかけた。
「オレの姿ちゃんと見えるよな」
運転手は穏やかに笑ってから、
「このあたりは夜になると薄気味悪いですよねえ。はい、お客様きちんと見えておりますよ」
「運転手さんが知らないうちに消えてた、も無しだぜ、消えるなら支払いの時に消えてくれよ」
「ははは、消えられるものなら消えて南の島にでも飛んでいきたいもんですよ」
「オレの隣に長い髪の女が座ってた、てのもやめてくれよ」
「大丈夫ですよ、お客様、、」
運転手さんは一つ急カーブをこなしてから、
「お客様のお隣のお嬢様、ショートカットがとてもお似合いですよ」
「オレの姿ちゃんと見えるよな」
運転手は穏やかに笑ってから、
「このあたりは夜になると薄気味悪いですよねえ。はい、お客様きちんと見えておりますよ」
「運転手さんが知らないうちに消えてた、も無しだぜ、消えるなら支払いの時に消えてくれよ」
「ははは、消えられるものなら消えて南の島にでも飛んでいきたいもんですよ」
「オレの隣に長い髪の女が座ってた、てのもやめてくれよ」
「大丈夫ですよ、お客様、、」
運転手さんは一つ急カーブをこなしてから、
「お客様のお隣のお嬢様、ショートカットがとてもお似合いですよ」
ホラー
公開:24/09/23 12:42
更新:24/09/23 15:10
更新:24/09/23 15:10
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