至福の瞬間

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わたしの趣味は物語をかくこと
幼い頃から頭の中にいろんな物語が浮かんでは消えを繰り返していた
その物語を内容があろうと無かろうと書き続けてた
その趣味が高じて文芸部に入った
文芸部ではみんな小説を書いたり漫画を描いたり詩を書いたり俳句を詠んだりしている
同じ嗜好を持つ者同士で話しも弾む
仲間がいる事でわたしは自分の居場所を見つけた気がしていた
ある日部員の堀くんがわたしに話しかけてきた
堀くんも物語をかく
たくさん本を読んでいて感想を言い合う仲だ
最近さ面白いサイト見つけたんだ
へぇーどんな?
決まった文字数で物語をかいて投稿できるサイト
ほう
でねサクサク読めるから毎日読んでるんだ
ほら、これなんか面白いんだよ
堀くんはお気に入りの作品をわたしに見せてくれた
それを見たわたしは思わず声が出そうになった
と同時にニンマリしていたろう
堀くんキミはわたしの読者第一号なのかもしれないんだから
その他
公開:24/09/22 21:01
誰かに読んでもらえてるかも その想いだけで 満たされます

icchi

頭の中に浮かんでは消える意味のない想いのようなものを成仏させてあげたくて書いてます

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