泡風船
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真ん丸の月が浮かぶ夜の空。
俺は彼女と夏祭りに来ていた。
屋台と人が多くて、すごく賑やかだ。
「ねぇねぇ、これやってみようよっ」
テンション高めな声の彼女が指差したのは、泡風船という屋台。
屋台の人の説明によると、特殊な液をストローに付け、シャボン玉のように泡を膨らませて風船を作るらしい。
想いが大きいほど泡も膨らむという。
ストローを受け取り、彼女はストローを咥えて泡を膨らませていくが、一気に大きく膨らみ割れてしまった。
「想いが大きすぎちゃったみたい……えへへ」
彼女の照れ顔を見て、思わず頬が熱くなる。
続けて俺もストローを咥え、想いを込めながら泡を膨らませていく。
“ずっと、一緒にいたい”
膨らませた泡風船は割れることなく、空へ上がっていった。
ドーン!と大きな音が、空で鳴り響く。
見上げた先には、想いが込もった泡風船と大きくて綺麗な花火達。
彼女と一緒に見る空は、色鮮やかだった。
俺は彼女と夏祭りに来ていた。
屋台と人が多くて、すごく賑やかだ。
「ねぇねぇ、これやってみようよっ」
テンション高めな声の彼女が指差したのは、泡風船という屋台。
屋台の人の説明によると、特殊な液をストローに付け、シャボン玉のように泡を膨らませて風船を作るらしい。
想いが大きいほど泡も膨らむという。
ストローを受け取り、彼女はストローを咥えて泡を膨らませていくが、一気に大きく膨らみ割れてしまった。
「想いが大きすぎちゃったみたい……えへへ」
彼女の照れ顔を見て、思わず頬が熱くなる。
続けて俺もストローを咥え、想いを込めながら泡を膨らませていく。
“ずっと、一緒にいたい”
膨らませた泡風船は割れることなく、空へ上がっていった。
ドーン!と大きな音が、空で鳴り響く。
見上げた先には、想いが込もった泡風船と大きくて綺麗な花火達。
彼女と一緒に見る空は、色鮮やかだった。
青春
公開:24/09/01 18:49
クラフトビールコンテスト②
泡
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