クイズ
2
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ピンポーン。
扉を開けると血だらけの男。頭に包丁が刺さっている。
男「クイズ。」
私「えっ?」
男「クイズ!!」
私「あの、頭に包丁が。」
男「ストッ~プ。それ以上は言うな!!」凄い形相だ。
私「すっ、すいません。」
男「クイズ。私の頭に刺さっているのはなんでしょう。」
私「包丁?」
男「正解!!」
私「救急車、呼んだほうが。ねっ。呼びましょう。」
男「シャラッ~プ!!では包丁の種類は~?」
私「え~と、出刃包丁?」
男「正解!次の問題!」
私「えっ。まだ、やるの?」
男「私は誰でしょう!」
私「もう、こんなことやめましょう。ねっ。」
男「さあ、私は誰でしょう!忘れたとは言わせない!」
そう言って男は頭の包丁を抜いた。男の頭から血が吹き出した。
男「さあ、思い出せ!!」
思い出した。私が有罪にした男だ。出刃包丁で隣人を殺した男。男は最後まで無罪を主張していた。それを私が有罪にしたのだった。
扉を開けると血だらけの男。頭に包丁が刺さっている。
男「クイズ。」
私「えっ?」
男「クイズ!!」
私「あの、頭に包丁が。」
男「ストッ~プ。それ以上は言うな!!」凄い形相だ。
私「すっ、すいません。」
男「クイズ。私の頭に刺さっているのはなんでしょう。」
私「包丁?」
男「正解!!」
私「救急車、呼んだほうが。ねっ。呼びましょう。」
男「シャラッ~プ!!では包丁の種類は~?」
私「え~と、出刃包丁?」
男「正解!次の問題!」
私「えっ。まだ、やるの?」
男「私は誰でしょう!」
私「もう、こんなことやめましょう。ねっ。」
男「さあ、私は誰でしょう!忘れたとは言わせない!」
そう言って男は頭の包丁を抜いた。男の頭から血が吹き出した。
男「さあ、思い出せ!!」
思い出した。私が有罪にした男だ。出刃包丁で隣人を殺した男。男は最後まで無罪を主張していた。それを私が有罪にしたのだった。
その他
公開:24/08/28 17:42
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時折、頭をかすめる妄想のカケラを集めて、短いお話を書いています。コメントは励みになります。とりあえず過去作の改訂版を中心に新作も載せていきます。よろしくお願いします。
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