物好きなあぶく
0
4
俺の人生なんて、あぶくだ。
ふあふあして、頼りなくて、儚い。
どこからどう見たって、何の値打ちもない。
どうせそのうち、誰も気づかないうちにはじけておしまい。
それは決まりきったことだと思ってた。
そんな取るに足らない、どうでもいいような人生に、
物好きにも寄り添ってくれる、女が出来た。
馬鹿じゃないかと思う。
何も好き好んで、こんな半端者と一緒になることないじゃないかと思う。
けれど女は、それでもいいのだと言う。
小さな頼りないあぶくが、時の流れの中でくっついた。
二つ仲良く、くっついて、ふあふあ、ゆらゆら。
おい、もう少しゆっくり行こうか。
まだはじけるの勿体ないから。
ふあふあして、頼りなくて、儚い。
どこからどう見たって、何の値打ちもない。
どうせそのうち、誰も気づかないうちにはじけておしまい。
それは決まりきったことだと思ってた。
そんな取るに足らない、どうでもいいような人生に、
物好きにも寄り添ってくれる、女が出来た。
馬鹿じゃないかと思う。
何も好き好んで、こんな半端者と一緒になることないじゃないかと思う。
けれど女は、それでもいいのだと言う。
小さな頼りないあぶくが、時の流れの中でくっついた。
二つ仲良く、くっついて、ふあふあ、ゆらゆら。
おい、もう少しゆっくり行こうか。
まだはじけるの勿体ないから。
恋愛
公開:24/08/30 00:11
更新:24/08/31 13:46
更新:24/08/31 13:46
泡
クラフトビールコンテスト②
コメントはありません
ログインするとコメントを投稿できます