泡クッキー
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登校時より賑やかな放課後。
校門を出ようとしたら、女子に声をかけられた。
「これ……受け取って下さい!」
女子から可愛い包みを渡される。
制服のリボンの色からして、後輩だろう。
受け取ると、女子は去っていった。
包みの中には、ハート型のガラスのような物がいくつも入っている。
なんだ……これ?
「お前も貰ったのか!いいなー!」
同じクラスの親友が、背後から覗き込んできた。
「なぁ、これなんだ?」
「泡クッキーっていう女子の間で流行ってる物らしいぜ。食べるなら家で食べろよ」
「なんでだ?」
「弾けるからだ」
親友に言われた通り、自分の部屋で食べることにした。
泡クッキーを噛んだ瞬間、弾けた。
好き・好き・好き・好き!
沢山の好きが、口の中でパチッ!パチッ!と弾けまくっている。
二枚目、三枚目……。
食べる手が止まらなくなり、あっという間に泡クッキーを完食。
鏡を見ると、目がハートになっていた。
校門を出ようとしたら、女子に声をかけられた。
「これ……受け取って下さい!」
女子から可愛い包みを渡される。
制服のリボンの色からして、後輩だろう。
受け取ると、女子は去っていった。
包みの中には、ハート型のガラスのような物がいくつも入っている。
なんだ……これ?
「お前も貰ったのか!いいなー!」
同じクラスの親友が、背後から覗き込んできた。
「なぁ、これなんだ?」
「泡クッキーっていう女子の間で流行ってる物らしいぜ。食べるなら家で食べろよ」
「なんでだ?」
「弾けるからだ」
親友に言われた通り、自分の部屋で食べることにした。
泡クッキーを噛んだ瞬間、弾けた。
好き・好き・好き・好き!
沢山の好きが、口の中でパチッ!パチッ!と弾けまくっている。
二枚目、三枚目……。
食べる手が止まらなくなり、あっという間に泡クッキーを完食。
鏡を見ると、目がハートになっていた。
青春
公開:24/08/24 21:58
クラフトビールコンテスト②
泡
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