僕、総理大臣になる！　～コウノさんちの家族の会話～

コウノさんちは家族の会話を大切にしている。
ある日の会話。

父（ニュースを見て）「岸田首相退陣かあ」　
5歳の息子「タイジン？」
父「岸田さんが総理大臣をやめるんだって」
息子（嬉しそうに）「じゃあ僕、総理大臣になる！」
父「子供はなれないんだ。大人になったらな」
息子「え、じゃママがなればいい」
父「何でママなの。パパは？」
息子「だってママの方がいばってるもん。総理大臣はいばってる人でしょ？」
母（ちょっとキレ気味）「え、何それ。ママいばってる？」
息子（しまった、という顔）「ううん、いばってない。ママは、ええとー、かわいいから…　だから…」
父「ケイスケ、総理大臣ていうのは難しいお話したり外国へ行ったり、責任が重いんだよ」
息子「ふうん、じゃ、パパがなればいいよ」
父「どうして？」
息子「だって重いもん、パパの体重」

息子のジワジワくる悪意のない口撃が今日も厳しいコウノ家だった。